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「日中言語文化」の刊行について

らく旧きを顧みて 更に新刊を待つべし

――『五星園地』から『日中言語文化』へ

 

 光陰矢の如し、日月杼の如く。2007年に創刊した『五星園地』も、すでに12号まで刊行されました。これは偶然でもあり、必然でもあるかもしれませんが、12年というのはまさに十二支の周期で、ある種の宿命のようです。『五星園地』はこの奇遇なタイミングで別れを告げることになりました。しかし輪廻して生命は引き継がれ、新刊-『日中言語文化』が誕生しました!

 『五星園地』の誕生を振り返ると、2000年の九州・山口・沖縄地区大学生中国語スピーチコンテストから述べることになります。コンテストは最初、「上には天の九星有り、下には地の九州有り」という中国の昔からの言葉から「九星会」と名付けられました。多方面から支持をいただき、コンテストの規模も年々拡大し、参加学生も多くなり、同時に審査委員の先生方も増えました。2004年には、コンテストの正式名称を「五星奨-中国語スピーチコンテスト」と定め、同時に審査委員の先生方が「五星奨-全西日本中国語教育推進協議会」を発起しました(後に「日本“五星奨”中国語教育推進会」に改名)。「五星」の名称は1995年に出土した中国漢代錦織臂護にある「五星東のかたより出でて中国を利す」に由来しています。コンテストが盛況となることで、学生間の交流も拡大し、同時に教師間の交流も頻繁になりました。こうした状況のもとで、2007年に『五星園地』を創刊しました。これにより各中国語スピーチコンテストや学生たちに中国語学習の心得、教師間での教育経験と研究成果のプラットフォームを提供してきました。

近年では、教師間の教育経験や学術研究の交流が増える傾向にあったため、2019年12月に、日本“五星奨”中国語教育推進会は、今後の本会と会誌『五星園地』の方向性について議論を重ねた結果、本会を「日本言語文化教育推進会」、会誌を『日中言語文化』に改名することとしました。『日中言語文化』は新しく刊行され、主に日中両国の言語、文化など社会科学関係の研究論文及び教育の経験と心得を掲載します。

 投稿資格は原則会員となりますが、会員以外の投稿も歓迎します。新刊の刊行にあたり、これまでに本会に多大な支持と協力を賜りました各機関各位の皆様に、心より敬意と感謝を申し上げます。また、この機会を借りまして、これまでに『五星園地』に投稿いただいた皆様、審査をしてくださった皆様、また編集委員の皆様に心から感謝の意を表します。

 新刊『日中言語文化』が、日中言語文化の学術研究と教育経験に良い交流の場を提供できることを心より願っています。皆様方がこの場において、切磋琢磨、共同進取し、本誌が今後ますます発展し、桃李成蹊、さらにたくさんの優秀な論文を投稿いただき、百家斉放となるように願っております。最後に、皆様には新刊に対して、これまでと同様にご支持とご協力を賜りますようお願い申し上げます。(日本語訳 金縄初美)

日中言語文化教育推進会 

会長  李 偉

アンカー 1
アンカー 2

投稿規定

『日中言語文化』投稿規定(日本語)

2019年12月21日制定
2021年9月17日改定

 

 『日中言語文化』は、国立国会図書館の“ISSN 2435-273X”を取得した学術雑誌である。主に日中両国の言語、文化(文学・歴史・哲学などを含む)、社会科学研究、教育経験や報告を掲載する。学術論文は外部審査員及び編集委員会による査読を経て採用される。

投稿資格は、原則として本会(日中言語文化教育推進会)の会員である教員や学生に限る。ただし、会員以外であっても一定の投稿料を納めることにより投稿が可能となる。博士課程在籍者は、指導教官の推薦書添付、及び指導教官によるコピペチェックと査読を経た原稿のみ投稿可能とする。修士課程在籍者は、指導教官との連名投稿、あるいは指導教官の推薦書添付、及び指導教官によるコピペチェックと査読を経た原稿のみ投稿可能とする。

 

日本語論文投稿要領

一.本会が指定する投稿締切日を厳守すること。

二.ページ設定をB5用紙(182mm×257mm)、空白を上下左25mm、右20mm、36行×40字に設定し、論文は原則として、図・表・注釈・参考文献などを含めて20,000字を越えないこと。研究ノート、教育研究レポートは原則として、図・表・注釈・参考文献などを含めて10,000字を越えないこと。

三.タイトルは長すぎないこと。サブタイトルを付けても良い。中国語による要旨を300字以内、キーワードは3~5個とする。タイトル、要旨、キーワードが中国語である場合、別途日本語あるいは英語のタイトル、要旨、キーワードを提供する必要がある。

四.著者名は本名を使うこと。複数著者の場合は、著者名に間隔を空けること。

五.文字フォント:日本語はMS明朝、中国語はSimsun(宋体)、英語・数字はTimes New Romanに設定する。

文字サイズ:論文タイトル MS明朝・中央揃え・太字・14ポイント

      サブタイトル MS明朝・中央揃え・太字・12ポイント

      章タイトル  MS明朝・中央揃え・太字・12ポイント

      節タイトル  MS明朝・左揃え・太字・11ポイント

      見出し    MS明朝・左揃え・太字・10ポイント

      本文     MS明朝・左揃え・10ポイント

六.文献や詩などの引用は、独立した段落にする。MS明朝・10ポイント。訳文には、注釈にて原文及び訳書の引用出典を明記すること。

七.基金や科研費などについて、文末におき、( )[ ]をつけること。

八.注釈は、各ページの下に注を入れ、アラビア数字をつけること。文章全体で通し番号とする。同一ページで同じ注釈の場合は「同上」を使っても良い。ページが異なる場合は、ページを表記すること。例:「2 同上、〇頁」、「3 同1、〇頁」

注釈例:

    著者+出版年+タイトル+文献名(刊行物名・題名・巻号数)+出版地+出版社+ページ

九.参考文献は文章の最後に掲載し、注釈同様に表記するが、ページを省略する。先に日本語文献を著者の五十音順、中国語文献は著者のピンイン順に表記する。番号に[ ]を付ける。

参考文献例:

     著者+出版年+タイトル+文献名(刊行物名・題名・巻号数)+出版地+出版社

 

 

《日中言語文化》投稿规定(中文)

2019年12月21日制定

2021年9月17日改定

 

    《日中言語文化》是一本在日本国会图书馆登录并具有“ISSN 2435-273X”学术刊号的年刊,主要刊登有关日中两国语言、文化(包括文学、历史、哲学等)社科类研究以及教学经验与心得的原创文章,学术研究论文稿件均经过本刊多位“外聘专家”及编辑委员会的审稿后决定是否刊登。
  本刊投稿资格原则上为本会(日中言語文化教育推進会)会员的教师与学生。也欢迎非本会会员投稿,非本会会员的投稿者需缴纳一定费用。在读博士生必须由导师写推荐信、经过导师查重、审稿方可投稿;在读硕士生必须与导师联名或由导师写推荐信、经过导师查重、审稿方可投稿。

中文论文投稿要求

一.严格遵守学会通知的截稿日期。

二.字数。全文页面设定为B5纸(182×257),空白设定为上下左25/右20,每页36行,每行40字。论文原则上全文(包括图表、注释、参考文献)字数不超过8000字。研究笔记、教学实践报告原则上全文(包括图表、注释、参考文献)字数不超过5000字。
三.题目。题目字数不宜过多,可设副标题。题目、摘要、关键词如为中文,需另外提供日文或英文的题目、摘要、关键词。摘要(400字以内)、关键词(3-5个)。

四.作者姓名。请署真实姓名,多位作者姓名之间用空格分隔。
五.字体与文字大小。中文用宋体或Simsun,阿拉伯数字、英文用Times New Roman, 日文用MS 明朝字体。
  正文。论文题目居中,宋体(或Simsun),三号(14p),加粗;副标题居中,宋体,四号(12p),加粗。一级标题请独立成行,居中,宋体,四号(12p),加粗;二级标题,居左,小四号(11p),加粗;三级标题,居左,五号(10p),加粗。文章最多分三级标题。正文,宋体(或Simsun),五号(10p)。
六.如引用其他文献的诗歌或段落,请单独成段,宋体,五号(10p)。译文需在注释中注明原文以及译文引用出处。
七.基金项目名称及项目编号请放于正文末,独立成段,用()[ ] 括起来。
八.注释。本刊注释一律采用页下注释的形式,其序号以中文状态下的阿拉伯数字的形式。全文连续排号。相同注释分别注释,如果在同一页中的相同注释可以用“同上”表示,页码不同则在后面标明页码,如“2同上 ,页码”或“3 同1,页码”。
注释例:作者+出版年+《文章名》+《文献名(期刊名)》+出版地+出版社+期刊号+页码

九.参考文献
  参考文献一律放在文章结尾,标注方式同页下注释,只是省略页码。中文文献在前,按作者姓名汉语拼音排序;日文文献在后,按作者姓名五十音图排序。用阿拉伯数字英文状态下的[ ]表示。

参考文献例:作者+出版年+《文章名》+《文献名(期刊名)》+出版地+出版社+期刊号

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